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割り箸


ご存知だったでしょうか。日本が熱帯雨林で取れる木材の世界一の消費国であり、世界で売買されている材木の50%を輸入しているのです。

これは、第2位の消費国、韓国の輸入材木量の5倍近くになります。中国、台湾、イタリヤがリストに続きます。 フィリピン、タイ、インドネシアとその他の東南アジアの木々のほとんどすべてが、失われてしまいました。 毎年、20,000,000ヘクタールの熱帯雨林が消滅しており、ほぼイギリスの国土面積と同じになります。

日本が買う材木のほとんどが、建設で使用されています。(政府は建設に異常に多くの予算を確保し、労働者の16%が建設業に携わっています。)

輸入された丸太は、ベニヤ板に加工され、コンクリートを流し込むときの型として使用されます。大抵、1、2回使用された後は、焼却されます。

割り箸---2番目に多くの木材を浪費しています。割り箸の使用は1870年に始まりました。その当時は、大工などによって放置された廃材から作られていました。

しかし現在では、毎年約410,000m3の木材が割り箸を作るためだけに伐採されています。日本は、毎日130,000,000膳の割り箸を消費し、年間で11,000,000,000膳になります。

日本の技術は高く、伝統的生活スタイルは浪費的でもありませんでしたので、きっと改善できる問題でしょう。コンクリート型、割り箸、紙、そしてボール紙を製造するために、熱帯雨林の木々を使うよりも、別の方法を見出すべきです。

では、私たちはどうすればいいでしょう?

恐らく、一番大切なのは、こういった事を認識し、他の人たちと、自分の知識をお互いに共有し合うことです。

政府がその解決策を見出せないようなら、変革を起こすのは皆さんの責任です。

さて、大きな違いを生む簡単な方法とは---お店やレストランで割り箸を勧められても断りましょう。自分の箸を持ち歩きましょう!

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